北海道道南釣り日記①(森漁港)
・森漁港釣果日記
北海道道南。2018年5月上旬。
函館市から、国道五号線を車で約1時間くらい走らせると、駅弁のイカ飯とホタテで有名な森町がある。
春先には桜が咲き道南の桜の名所のひとつでもあるが、全国的には、駅で売っている駅弁のイカ飯が有名だろう。ここには森港という大きな漁港がある。
噴火湾を見渡す森港は、森の町から少し進んだ海岸線にあり、道南では大きな漁港の一つだ。
主な魚種は、
・チカ
・クロゾイ
・アブラコ(アイナメ)
などが主で、秋頃には鮭などが釣れる場合もある。
今回は、ここで釣りを始める。
森港に着いたのは午前7時頃、明るくなり始めた頃だった。
北海道の情報誌などを見て、チカが多く連れたとの情報があったので、丁度漁港の真ん中にあたる漁協施設のあたりで、釣りをはじめる事にした。
漁港には、3~4グループがいて、延べ竿を垂らしている様子から同じくチカ釣りのようだ。
延べ竿に、ハゲ皮仕掛け(針四号)をつけて落としてみた。
先日、ホームセンターで買ったまき餌を撒いてみると、海面に魚影が集まり、軽い反応がしたので釣り上げると、人差し指くらいのチカが2匹、釣れた。
その調子で1時間ほど続けてみるが、釣れたのは小型のチカが、10匹程度で、みな指程度のサイズでイマイチ小さい。
まわりを見ると、他も同じ感じだ。
横の老夫婦は「昨日はいっぱい釣れたのになぁ~」と言っているので、今日はやはり渋いようだ。
天気は良いのだが、風が強くなり砂塵が上がり、どうにもやりづらいので、チカ釣りをやめる事にした。
午前8~9時くらい。
港内を車で見渡すと、西護岸のあたりで、2~3人の男女が釣りしていて、何かをつり上げているのを確認した。
車を降りて何が釣れたのを訊いてみると、ガヤが釣れたらしい。
仕掛けは赤いブラーにイソメをつけているのが見えたので、マネをしてみることにした。
ルアーロッドに、2000番のリールをつけて、こちらもブラーに塩イソメをつけて釣りをはじめた。
軽く投げて、ゆっくりと引いてみると、拳くらいのクロゾイが釣れたが、小さかったのでリリース。
再度、同じ要領で、ゆっくりと引くと、ガツッと引っかかった感触がした。
根掛かりしたようだ。
その後も何度か根掛かりして、ブラーを2個失った。
どうやら、港内に投げると根掛かりするようで、さっきの男女達は、停泊している船に隙間に落としている。
そこで、こちらも手前に落としてみる事にした。
すると、ヒキを感じだのでゆっくり、アワセながら上げると、15㎝程度のガヤが釣れた。
そんな感じで約2~3時間くらい続けてみると、10㎝~20㎝程度のガヤが全部で5匹程度釣れた。
いぜん、風は強く、昼にくらいになったので、撤収する事にした。
◆本日の釣果(森港)
・チカ(指サイズ)13匹
・ガヤ(だいたい10㎝~20㎝)5匹
◆釣り時間
午前7時~午前11時30分くらいまで。