釣りクマ(旧)

主に道南エリアの釣り場を紹介します。

北海道道南釣り日記(国縫漁港)2018年7月中旬。

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・北海道道南。2018年7月中旬。

 北海道とは思えない、長い雨季が続き、なかなか釣りができない日々が続きました。

 やっと、休みと天気の都合があったので、久々に、釣りに行くことにししました。

夏休みになると、友人達と釣りに行くこともあるので、その下見をかねて、釣り場は、長万部の国縫漁港に決めました。

 国縫漁港は、釣港案内で説明したとおり、カレイ釣りの釣り場で、色々なカレイが狙えます。

 道内情報新聞「つりしん」の釣状MAPでは、★1とイマイチな評価ですけど・・・。

 本来、カレイは春か秋あたりの良いシーズン狙えばいいんだろうけど、雨季や都合で、春のシーズンは逃しましたが、過去の経験上、つりしんの情報はそこまでアテにならないので・・・。

 国縫はシーズンをはずしても、そこそこイケるはずなので・・・。過去の釣果経験を優先します。

 今回は夏休みに行く(であろう)釣りの前哨戦なので、仕掛けも家にあった。余り物に仕掛けで挑みます。

 昨年の冬にホームセンターで在庫処分セールになっていた仕掛けです。

 

仕掛け一覧。↓

定番の遊動式仕掛け

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テンビンとその針

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おなじみの赤ブラー

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 と、こんな仕掛けです。

 セール価格で全部200円くらいの安めの仕掛けです。

 本来、ガチでカレイ狙う時は、奮発してイエローボールなどの派手な飾りのついた仕掛けで挑むんですが、今回は、余った仕掛けの消化と下見なんで、こんなモンです。

 エサも活イソメの小パック(500円)ぶんだけで、無くなったらやめます。

 明朝、にノンビリと車を走らせて、コンビニコーヒーを飲みながら向かいます。

 国縫漁港に到着したのは、AM6時30分。

 もう、太陽は上がっていて、マズメには間に合いませんでした。

 ノンビリしすぎたようですね。

 定番の北防波堤をみると・・・。

 低壁の部分は全部埋まっています。

 それ以外にも、北防波堤はほとんど埋まっています。

 やはり、人気の漁港だけあって楽にはとれません。

 北防波堤入り口の高い壁は空いてますが、あそこは、海が見えないので、釣りの面白みが薄いため、パスして、東防波堤に行く事にします。

 先端に行くと、突堤に一人、白燈台のある高台にも一人いて、こっちも要所は押さえられています。

 しかたないので、取って手前のスパースで釣りをしする事にして、4。25mの投げ竿に、テンビン仕掛けを付けて、北防波堤向かえの船道にちょい投げして、ロッドは三脚竿置きに掛けて、もう一本の短め(2.40m)ロッドに、ブラーをつけて、港内を探ってみる事にします。

 だいたい30分くらいでしょうか?投げて引いていたブラーに軽いアタリがきました。

 黒ソイ(拳サイズ)

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 拳程度の黒ソイでした。

 まぁ、リリースですね。

 その後も、しつこく、ブラーで探っていましたが、釣れるどころか、ガツッと嫌な感触がして、根掛かりしました。

 ブラーが無くなった頃に、突堤の釣り人が帰り支度を始めたので、道具をもって、近づいて、まずは軽い挨拶すると、相手もペコリと会釈をかえしてくれました。

「釣れましたか?」

 ときくと。

「まぁ、イマイチかな?イシモチガレイ(石ガレイ)4匹だけだよ」

 そういって、クーラーボックスを見せてくれました。

 イマイチといっても、4匹で形は推定(25~30cm)なんで、そんなに悪くないと思いました。

 実際に、カレイは駄目なときはボウズもあるので2匹くらい釣れれば上々だろうと、私は思っていたので、逆に期待がもてました。

 前任者が去ったので、突堤に場所を変えて、そこでテンビン仕掛けを外海側に、中投げ、短い竿には、遊動式仕掛けをつけて、船道にちょい投げして、アタリを待ちます。

 すると、10分くらいで、遊動式の仕掛けにアタリがきます。

 なかなか、強いヒキでですが、糸の方向が左右に激しく動きます。

 動きすぎるということは・・・カレイじゃないな。

 引き上げてみると・・・。

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 案の定ウグイでした。

 サイズは、25~30cmくらいなので、まぁまぁの大きさです。

 人のよってダメ魚扱い受けるウグイですが、私は、そんなにマズイとは思わないので、完全なハズレではないです。

 何はともあれ、まずは一匹(リリースコこみ二匹)。

 その後、1時間くらいは、ポイントを変えて投げたりしてますが、なかなかアタリはきません。

 ダラダラしても仕方が無いので、ケチらず、エサのイソメを房掛けにして、ウジャウシャさせてみます。

 すると、しばらくして、遊動式に再度反応があり、引いてみます。

 ヒキは強めで、今度も激しく、左右に動いてきます。

 ありゃ・・・これはまたウグイかなぁ・・・。

 そう思って引き上げると・・・。

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 なんとアブラコ(アイナメ)でした。

 サイズは大雑把に計って32cm前後でした。

 なかなかの良いサイズです!

 これで、ある程度の面目は保てました。

 流石にボウズでなくても、ウグイ一匹なら負け釣りでしたし・・・。

 活イソメは、残りすくなくなってきて、日も完全にあがったことで、昼間までには帰ろうと思っていたので、残りのイソメを全部付けて、投げてみます。

 これで最後だな・・・と重い20分くらいすると、テンビンにアタリがきました。

 ゆっくりとアワセながら、引いてみると・・・。ノッサリした重い感じに、アタリはビクビクとしているので、カレイぽい反応です。

 そままヒキあげてみると・・・。

 結果↓

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 やっとカレイが来ました。

 ゼンゴのような堅い部分があるので、石ガレイ(イシモチガイレイ)ですね。

 サイズはこちらも、30cm越えで、悪くないサイズです。

 国縫でカレイが釣れ、エサも無くなったので、ここらで撤収します。

 

 

 

◆本日の釣果(森港)

・黒ゾイ(リリース)X1

・ウグイX1(25cm~30cm)大雑把測定

・アブラコX1(32cm)大雑把に測定

・石ガレイX1(31~33cm)大雑把に測定

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◆釣り時間

午前6:30分~午前10時くらい。

 

◆感想

 まぁ、大勝とはいえないですが、午前だけの釣りで、30cmクラス二匹は、まずまずだと思います。

 個人的に国縫ではボウズの経験がないので、水温があがりカレイの釣果が下がる傾向にある夏でも、そこそこイケそうな気がします。周りの釣り人もポツポツ釣れていましたし・・・。

 ただし、やっぱり、北防波堤の低壁付近は、人気で、なかなかとれません。

 あくまでも個人の体験談なので、時間や状況には、一部記憶の誤りがある事がありますが、ご理解ください。