釣りクマ(旧)

主に道南エリアの釣り場を紹介します。

道南(北海道)釣港案内【熊石漁港②(漁港側)】

釣れるポイントは豊富だが……。

・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)

 〒043-0416 北海道二海郡八雲町熊石雲石町106

 

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 熊石漁港は①のふれいあい広場と連結しているような形になっており、併せると港湾のような大きさになる。

 ①では、海公園のようなふれあい広場を紹介したので、こちらは漁業施設がある漁港側の紹介になる。

 漁業側は、ふれいあい公園に比べると、港内は狭いものの、外海側へ繋がる大きな南防波堤があるのが特徴だ。

 

 

釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)

 熊石漁港見取り図

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・港内屋根付き突堤(Ⓐ)

 船揚場の近くにある屋根付きの突堤付近。

 おもに秋頃にかけて港内に入ってきた。サバ、イワシ、ホッケなどをサビキ釣りで狙う。

 その他にも夜釣りで、ワームなどでカジカなども狙える。

 ただし、漁業関係者が作業をしているときは釣りはできないので、注意しょう。

>主な魚種

・サバ

・イワシ

・ホッケ

・カジカ

>参考画像↓

 屋根付き突堤付近

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・港内突堤(Ⓑ)

 屋根付き突堤から、少し進んで所にある突堤、ここも、基本は、サバ、アジ、ホッケなどのサビキ釣りがメインだが、夜釣りなどでは、港内に入ってきたクロガシラガレイマコガレイをチョイ投げなどで狙える。

 車の横止めで手軽にできるのが良い。

>主な魚種

・カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ)

・サバ

・アジ

・ホッケ

>参考画像↓

 港内突堤

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・港内南防波堤入り口付近(Ⓒ)

 南防波堤は、未だに工事中で、南防波堤にはいるまでの部分の港内の足場は未だにできていない。

 その手前の部分は細い突堤になっており、そこからのチョイ無い投げなどで、港内を探ると夕方~夜釣りにかけて、カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ)が狙える。

>主な魚種

・カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ)

>参考画像↓

 南防波堤入り口付近の突堤

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・南防波堤(Ⓓ1)

 熊石漁港の南防波堤は、外海から港内を囲むようにできている大変長い防波堤で、釣り場のポイントは多いが、漁港では、立ち入り禁止と推奨はしていない。

 ただ、とくに、侵入を拒むゲートや柵があるわけでもないので、地元の釣り人達は、普通に入って行っているが、あくまで自己責任になるので注意しよう。

 先端まではかなり距離があるので3つに分けて紹介する。

 柵やゲートはないが、このように漁港は進入を推奨していない(当然だが)

入る場合は自己責任になる事を理解しよう。

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南防波堤までの入り口の足場はとても悪い

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・南防波堤(Ⓓ1)

  南防波堤は入り口からはしばらく細い道が続くので、そこでの釣りはできず、まずは階段で防波堤上に上がることになる。

 だが、この防波堤上も高い胸壁にまもられた防波堤で、消波ブロック帯も高く積まれていて、基本的に、外海への投げ釣りは危ないのでオススメしない。

 そのため、ここでは、この消波ブロック帯の隙間にブラーやワームを使った穴釣りをおすすめする。

 広いくスペースが多いので、消波ブロック上に乗らずとも、防波堤と消波ブロックの隙間に落とすだけでOKだ。

 これで、アブラコクロゾイを狙う。

 水深があるので、日中でも良型が釣れる。

>主な魚種

・アブラコ

・クロゾイ

>参考画像↓

 南防波堤入り口から階段までは道が狭い

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防波堤の上でかなり広い。

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ここは外海への投げ釣りが危険なため、穴釣りがおすすめ

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・南防波堤(Ⓓ2)

 入り口付近は港内側の道幅が狭かったが、真ん中付近からは、逆に、外海防波堤上が狭くなり、港内側の下道が幅が広くなるので、港内側でが釣りのポイントになる。

 港内に入ってきたホッケをサビキ釣りや浮き釣りで、足下付近はゴロタ場になっているので、ワームやブラーでクロゾイなどの根魚を狙ってみるのもアリだ。

 途中にある突堤は、足場もよくチョイ投げ、中投げでカレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ)が狙える。ここは消波ブロックなどの遮蔽物もないので取り込みが楽で、おすすめの釣りポイントだ。

>主な魚種

・ホッケ

・カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ)

・クロゾイ

>参考画像↓

 南防波堤(中場)このように、防波堤上が細道なので、下道を歩くのが安全だ。

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南防波堤(中)の突堤と、足下付近のゴロタ場

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・南防波堤(Ⓓ3)

 長い南防波堤の先端までになる最後のエリア。

 南防波堤は消波ブロックが高く積まれていて、消波ブロック上からの投げ釣りはやりづらい場所が多いが、ここの先端(白灯台付近)は、消波ブロックがないエリアがあり、ここからなら遠投で、外海側への投げ釣りが可能。

 白燈台の足下付近は、消波ブロックがなく取り込みも楽なのも良い。

 それ以外にも、手前に見える東防波堤との船道の間へのチョイ投げ、中投げも有効で、カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ、宗八ガレイ)アブラコ、クロゾイも狙える。

 熊石漁港は広い漁港で日中でも港内の投げ釣りでカレイなどが釣れない事がないが、それでも、日中は、港内側よりも水深のある外海側が有利になる。

 歩きでここまで来ると結構な距離になる。

>主な魚種

・カレイ類(クロガシラガレイ、マコガレイ、宗八ガレイ)

・アブラコ

・クロゾイ

>参考画像↓

 先端までの道と先端の付近

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先端(白灯台付近)ここは投げ釣りがしやすい。

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 画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。

 個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。

 

◆個人的釣港総評◆

釣りやすさ

★★★

期待度

★★★★

オススメ度

★★

 

 魚種が豊富で、釣果も期待できるエリアだが、南防波堤は歩く距離が長く、足場が悪いため、消波ブロックが高く積まれ、危険度が高い(そのせいか漁港立ち入り禁止)のため、オススメ度は低い。

 ふれいあい広場方面でも投げ釣りはできて、かつお手軽のため、歩く距離や足場の安全性などを考えてここで釣りをするかは、判断の迷うところ。

 ライフジャケットは必須なので、消波ブロック上の投げ釣りがある程度慣れている中~上級者向けのポイントになる。

 逆に、ふれいあい広場にくらべると狭くはなるが、港内のサビキ釣りなどはこちらも有効だ。

 

 総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。