道南釣港案内 【鹿部漁港】
間歇泉とタラコの町の中心漁港
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒041-1402 北海道茅部郡鹿部町字鹿部
国道278号線を進み、函館市街エリアを抜けると、鹿部町にはいる。
函館側からは道の駅を越えた後にあるのが、鹿部漁港だ。
鹿部の名前を有しているだけあって、このエリアではもっとも大きな漁港で、港内に漁業関係者用の橋などがあり、見た感じは臼尻漁港に似ている。
旧・南茅部地区の漁港は基本的にチカ釣りがメインだったが、この鹿部漁港は色々な魚種が狙える。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
鹿部漁港見取り図
・東防波堤(Ⓐ)
この鹿部漁港は広い分、港内の道も広く、車で移動が可能。
東防波堤も、車が通れるスペースがあるので、先端近くまでは車での移動も可能だが、ただし、車止めブロックはないので、Uターン時には、落車に注意しよう。
先端付近に着くと、白燈台のある高台から、外海側に向かって遠投するか、高台階段下の付近から船道付近へのちょい投げ、中投げのどちらかがおすすめ。
主にカレイ類が狙える。
大半がイシモチガレイだが、たまにマツカワガレイなどの大物も釣れる。
船道側は取り込みは簡単なので良いが、外海側は取り込み時は消波ブロックがあるので十分気をつけよう。
夜釣りであるならば、クロゾイなども狙える。
他には、途中にある消波ブロック帯もアブラコ、クロゾイが狙える。こちらも夜釣り有利だ。
>主な魚種
カレイ類(イシモチガレイ、マツカワガレイ)
アブラコ
クロゾイ
>参考画像↓
東防波堤と途中の消波ブロック帯付近
先端付近
・港内突堤~港内付近(Ⓑ)
港内の釣りでは、ここも大舟漁港に近い事もあってか、チカが回遊している事も多いので、チカがいる時は港内でサビキ釣りをしてみてもいい。
おすすめは、港内突堤部分だが、ここは、漁業関係者が作業している事も多いので、その場合は、、場所を変えよう。
広い港内なので、必ずサビキ釣り向きのスペースはある。
>主な魚種
チカ
>参考画像↓
港内突堤と港内漁協施設付近
・西防波堤(Ⓒ)
こちらは、東防波堤から大きく回ってくる事になる西防波堤。
西防波堤先端は道が細くなるので、車ではいけないが、すぐ手前に車を停める事ができるので、さほど歩くかなくていい。
こちらも、先端から船道付近へのチョイ投げ、中投げでカレイ類(イシモチガレイ、マツカワガレイ)やアブラコを狙う。
壁越しで投げたいが胸壁が高く、岸壁の幅が狭いので投げづらい。
>主な魚種
・カレイ類(イシモチガレイ、マツカワガレイ)
・アブラコ
>参考画像↓
西防波堤入り口と横のガードレール
先端付近
*
画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★★★
期待度
★★★
オススメ度
★★★★
大きめの漁港で、一通り釣りができるわりには、釣り人はさほど多くなく、港内は広いが、好ポイントである防波堤先端付近まで、車で移動できるので手早く、投げ釣ができるのはとても助かる。
港内にはトイレがあり、漁港を出ると近くにはセブンイレブンがある。
そして、少し戻ると道の駅しかべ間歇泉公園がある。
北海道新幹線に併せてオープンした新しい道の駅で、道の駅で買った食材などを外の設備で蒸したり焼いたりできるので、家族連れなどはおすすめだ。
中には食道もあり、地元の鮮魚などをおもに定食で食べられる。
その他にも鹿部は温泉街で温泉が多いので、釣りの疲れを温泉で流す事ができたりと、飲食、お土産、温泉と観光要素を求める人にはオススメできる釣り場だ。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。