道南(北海道)釣港案内【八雲(山崎)漁港】
国道沿いにある地元漁港
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒049-3342 八雲町二海郡 山崎
国道5号線の、八雲から長万部まで続く長い直線を進んでいると、右側にポツリと看板があり、そこを進むとある漁港。
場所そのものはわかりやすいが、スピードの出てる直線の道の横にあるため見逃しやすい。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
八雲(山崎)漁港見取り図
・東防波堤(Ⓐ)
東防波堤は、細い道を進むため車では入れず、徒歩になる。
漁港の規模の割には長い道を進むが、凸凹にはなってないので、ホイール付きクーラーボックスや、キャリーカートがあれば、移動はスムーズだ。
釣りのポイントはおもに、先端白燈台からの外海への投げ釣りで、カレイ類(イシモチ、スナガレイ、マツカワガレイ)を狙う。
ほとんどが、イシモチガレイと砂ガレイだが、希に良型のマツカワガレイが来る。
漁港全体が砂地なので、根掛かりはあまりしない。
外海側は消波ブロック越しになるので、そこが不便な人や、白燈台の付近を他の人に取られている場合は、高台を降りた付近にある突堤から、船道へのチョイ投げや、外海側への中投げ、遠投でも良い。
こちらは、段差はあるが、消波ブロックなどがないので取り込みは楽だ。
突堤の中心にある穴は格子がついていて、人が転落する恐れはないが、格子の隙間は大きいので、釣り具やスマホ、車のキーなどの小道具を落とさないように注意しよう。
夏の夜釣りでは、港内側を探って見るとアナゴ(ハモ)が釣れる事があるので、覚えておこう。
>主な魚種
・カレイ類(イシモチ、スナガレイ、マツカワガレイ)
>参考画像↓
東防波堤
東防波堤先端前の階段と先端高台(白燈台)
消波ブロック帯
突堤への階段、突堤
・北防波堤(Ⓑ)
北防波堤は、東防波堤に比べると移動距離は短いものの、釣りのポイントである先端付近までは、おもったより距離があり、車で入る事も不可能なので歩く事になる。
先端につくと、そこから船道へのチョイ投げでカレイ類(イシモチガレイ、砂ガレイ)を狙うか、夏の夜釣りなら東と同じくアナゴ(ハモ)も狙える。
それ以外には、外海側へ中投げ、遠投でカレイ類を狙い、胸壁の低いところに掛けておけるので楽でいいが、消波ブロックがあるので、多少長いロッド(竿)でないとダメだ。
胸壁が高くなる場所は、胸壁上から、チョイ投げ~中投げでアブラコが狙え、秋頃には大型のアブラコが釣れる事があるが、こちら側は隠れ根があり、根掛かりするので注意しよう。
>主な魚種
・カレイ類(イシモチガレイ、砂ガレイ)
・アナゴ(ハモ)
・アブラコ
>参考画像↓
北防波堤入り口から、先端付近
先端船道付近と、ロッド(竿)を置きやすい低い胸壁
隠れ根が多く根掛かりするが、大型のアブラコが狙える消波ブロック帯
・港内(Ⓒ)
港内では、チカが釣れる。
このエリアのチカは数釣りよりも20cm近い大型サイズが狙い目で、おもに秋から冬にかけて、よく回遊する。
思ったより広い港内では、船揚場付近に、集まる事が多い。
>主な魚種
・チカ
>参考画像↓
港内と、船揚場近くのポイント
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画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★
期待度
★★★
オススメ度
★★★
意外に広い港内で、魚種、釣果、共にそんなに悪くないように思えるが、逆に目立った特徴も薄く、メインの二つの防波堤は車では入れず、そこそこの距離を歩く事になる。
この先にある、黒岩漁港や国縫漁港は人気の釣り場なので、そこで、いい場所がとれなかった時の保険や、ノンビリと釣りをしたい人にはオススメ。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。