道南(北海道)釣港案内 【函館港② 船だまり】
地元の釣人達に、人気の釣り場
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒040-0061 北海道函館市海岸町
前に紹介した中央埠頭・万台埠頭の左側にあるのが、船だまりであり、これは通称らしいが、道新の記事でも船だまりとあるので、こう呼んでも差し使いないだろう。
名前の通り色々な船が留まってる場所で、地図やカーナビには表示されない場合がある。ここも少しわかりづらい場所にあるが、函館市内の釣り場としては、よく知られていて、ここは、夕方に閉まるゲートなどもなく、車を横止めして気軽に釣りができることから、朝~夜とわず、釣り人がいる。
函館市内人気エリアでもある。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
*船だまり見取り図
・突堤(上段部分)(Ⓐ)
E形状になっている船だまりの上段部分で、外海に面している。
投げるのは、外海方向へ、ちょい投げ、中投げ、遠投と、水深そのものは深いので、どの距離に投げても良く、根掛かりもしずらいので、投げやすい。
他には、船道へ、ちょい投げ、中投げも有効で、船だまりの突堤は、向かえに中央埠頭があり、船道になっているので、魚種の出入りも活発だ。
ここで釣れる魚種は、カレイ類全般で、マコガレイ、ソウハチ、クロガレイなどで、他にはアブラコも釣れる。
サイズはマチマチだが、40cmを越える大型カレイも期待できる(釣果経験あり)
他にも時期(3~5月くらい)になると釣れるクリガニの良釣り場で、夜釣りで車を横止めできるので、長期戦になりやすいカレイやクリガニ釣りには向いている。
他には、サバやイワシも回遊してくるが、外海への投げ釣りができるポイントなので、投げ釣り向きのポイントでもある。
車止めブロックがあるので、万能竿置きなども固定できる。
>主な魚種
カレイ類(マコガレイ、ソウハチなど)アブラコ、クリガニ、
>参考画像↓
*突堤上段の全体図
*先端部分
*外海側と港内側
・突堤(中段部分)(Ⓑ)
突堤の二段目にあたる。中段部分。
こちらは、船道や港内にちょい投げ、中投げがメインになる。
日中は、上段部分が良いが、夜釣りになると、港内に入ってくるカレイを狙えるので、上段部分よりもこちらの方が良いときもある。
港内側のこちらは、波が緩やかなので、ブラーなどで港内や船道を引きずるように探り釣りするのも有効だ。
こちらも時期には、クリガニも狙える。
>主な魚種
カレイ類、アブラコ、クリガニ。
>参考画像↓
突堤中段の全体図
先端部分の船道
・下段港内部分(Ⓒ)
こちらは下段部分にあたり、港内側になる。
港内側は船が多くとまり、底も浅くなる事から、投げ釣りではなく、ほとんどがサビキ釣りになる。
定番はチカだが、近年では、イワシ群が現れる事も多く、イワシも狙い目だ。
サビキ釣りは、簡単で、港内の空いているスペースでできるので、家族連れや年配者の釣り人が特に多く、夏場にピークをむかえる。
船だまりは堤と海面が近いので、延べ竿でも十分届くのも良い。
>主な魚種
チカ、イワシ、サバ
>参考画像↓
下段港内エリア
・港内一帯(Ⓓ)
船だまりの人気ポイントはE形の突堤先端であるが、基本的に港内一帯は、どこでもOKだ。
とくにサビキ釣りは、回遊しているので、良いポイントが変わる。
船だまりはその名の通り、船が多く停まっているエリアなので、スペースが空いてない時もある。
その場合は、空いているスペースを優先しよう。その中で、港内左角にあたるⒹ付近は外海へ投げ釣りもできて、スペースが空いている事も多く、第二~第三候補としては良い釣り場だ。
>主な魚種
チカ、イワシ、クリガニ、カレイ類
>参考画像↓
外海側と左角先端
*
画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★★★
期待度
★★★★
オススメ度
★★★★★
函館市内の港は、夜にはゲートが閉じて釣りができない場所が多く、釣りの定石である明朝のマズメや、カレイやクリガニの有効な夜釣りが狙いづらい場所が多いが、ここが市内で、魚種、時間、トイレ、車の横止め可能に、大通りの道路に出ると、コンビニや釣具店もあり、飲食物、釣り道具などが揃えられて、釣りに快適な環境が揃っているので、函館市内の釣りエリアでは特におすすめの釣り場だ。
だが、注意としては、イカ漁が始まる5~6月頃からは、港内の漁船の作業が本格的にはじまり、それ故に、漁業者のゴミや油の投棄が多くなり。海面一帯が黒ずんで光っている事がある。この場合は衛生的にも危ないので釣りは、やめた方が良い。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。