道南釣港案内【茂草漁港】
上り下りがとても多い漁港
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒049-1645 松前郡松前町
数年前に改修工事が終わり、外海側には第二西防波堤という長い防波堤ができた。
そのせいか、潮通しが悪くなったせいか、港内の釣りはあまり良くない。
主な釣り場になる第二西防波堤は、多くの階段があり、とても上り下りの多い構造になっている。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
茂草漁港見取り図
・第二西防波堤(Ⓐ)
港内の魚の入りがイマイチなので、第二西防波堤が、ここのメインになる釣り場。
先端に向かうまでは、ハシゴや階段を何度も上り下りする事になり、当然車では入れないので、徒歩になる。
岩盤を削ってできた漁港なので、外海だけでなく、港内一帯も、根が粗く、かなり根掛かりする事から、カレイ狙いの投げ釣りはあまり有効ではなく、その岩礁エリアを生かして、港内では、ロックフィッシュなどでクロゾイ、アブラコを狙う。
何度か上り下りを繰り返し、先端エリアでは、外海側への投げ釣りをするなら、赤燈台のある高台か、その前にあるデッキで、デッキには、階段で上る。
どちらも、消波ブロック越しになるが、デッキの方はデッキ分出っ張っているので、少しだけ楽になる。
外海側であっても、岩礁が多く根掛かりもする。魚種は、おもに、クロゾイとアブラコになる。
仕掛けはできるだけ根掛かりしづらいものを選ぼう。
他には、シーズンにはホッケが来るので、先端付近から、ウキやサビキ(又はウキをつけたサビキ仕掛け)などを、港内船道付近にチョイ投げしながら、狙う。
クロゾイやアブラコなどの根魚をロックフィッシュで狙う場合は、夜釣り有利なので、夜釣りの場合は、足場の良い港内側をオススメする。
ホッケを狙う場合は、取り込みが面倒な赤燈台の高台よりも、高台を降りたあたりがオススメだ。
>主な魚種
・クロゾイ
・アブラコ
・ホッケ
>参考画像↓
第二西防波堤(ここからハシゴで昇り壁上を歩いて行く)
最初の階段(下り)
二度目の階段と三度目のハシゴ
四度目の階段(下り)
デッキへの階段と、デッキ部分
赤燈台までの道と、赤燈台のある高台付近
ホッケ狙いならこの辺からが取り込みが楽だ
・南護岸(Ⓑ)
南護岸から、第二西防波堤の胸壁をのぼったあたりは、外海側は、岩礁エリアになっていて、アブラコ、クロゾイが狙える。
消波ブロック上か、ブロック越しの釣りになるが、移動距離や上り下りが少ないので、第二西防波堤に比べると楽でよい。
ここも、根掛かりしやすいので、胴付き仕掛け、ブラー、ワームとどの仕掛けで狙うかは、決めておこう。
夜釣りの場合は足場に注意。
>主な魚種
・アブラコ
・クロゾイ
>参考画像↓
南護岸~第二西防波堤までの消波ブロック帯
・港内船揚場付近(Ⓒ)
港内側は魚の入りも悪く、日中は期待できないが、秋頃から釣れるカジカは、港内深く入ってくるので、カジカの好む海草茂る船揚場が狙いポイントだ。
船揚場一帯をワームなどで探ってみてもいいだろう。
>主な魚種
・カジカ
>参考画像↓
船揚場
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画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★
期待度
★★
オススメ度
★★
メインになる第二西防波堤の先端付近までに、ハシゴや階段が多く、何度も上り下りするため、タックル、仕掛け、クーラーボックスなどを持って歩くと、それだけで疲れ移動面に難はあるが、ロックフィッシュには期待できる(おもに夜釣り)
そのため、ここで釣りをする場合は、タックルなど持ち運び方を工夫しよう。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。