道南(北海道)釣港案内 【函館漁港(入舟漁港)】
函館名物イカ釣り漁船が停まる漁港
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒040-0057 北海道函館市入舟町4−4
函館漁港は、函館の端っこにある漁港で、函館港④で紹介した西埠頭から、電車通りをそのまま進むとある漁港だ。
入舟町にあるので入舟漁港とも呼ばれている。
釣り場になるのは、西防波堤のほうで赤灯台があるほうだ。
手前北防波堤側の港内は浅く、いろいろな船が停車しているため、釣り向きではないので、釣り場としては除外する。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
↓見取り図
・西埋立護岸(Ⓐ)
港内すぐにあるこのポイントは、離岸堤が見える部分で、その近くには岩礁帯があるので、ワームやブラーで探ってみると、クロゾイやハチガラが狙える。
>主な魚種
クロゾイ、ハチガラ
>参考画像↓
↓離岸堤と岩礁帯
・港内一帯(Ⓑ)
港内は浅めで、日中では底が見えるので、チカが回遊して時などはサビキ釣りで狙えるが、それ以外は基本的イマイチだが、夜釣りの港内へのちょい投げで、カレイが釣れる事もある。
ただし、港内は結構根掛かりする。
車を横止めできるのは、良いのだが・・・。
港内が浅いためか、4月~5月に函館港一帯で釣れるクリガニは、ここでの釣果が望めない事が多いので、クリガニ釣りはおすすめできない。
>主な魚種
チカ
>参考画像↓
↓港内一覧
・西護岸~西防波堤(Ⓒ)
ここで、一番狙いになる魚種は、ヤリイカであろう。6月~晩秋くらいまで狙えるが、釣果は秋の方が期待できそうだ。
西護岸の消波ブロック帯から、外海へ、エギングやテーラー仕掛けを入投して、狙う。
全体的にエギングよりは、テーラー仕掛けの浮き釣りが多い印象だ。
イカ釣りは、性質上夕方~夜釣りが狙い目だが、消波ブロック越しになるので、足場には気をつけたい。
イカが釣れているかどうかは、港の石床などに、イカスミで汚れていれば、イカが釣れた証拠なので、イカが釣れているかどうかの参考になるぞ。
他には、西防波堤(赤燈台が目安)の先端からの投げ釣りで、カレイ類も狙え、遠投が有利だ。
>主な魚種
ヤリイカ、カレイ類
>参考画像↓
↓西護岸の消波ブロック帯
↓西防波堤先端
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画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★
期待度
★★★
オススメ度
★★★
函館名物のイカを狙える漁港で、この漁港のまわりにはイカの加工場などもあり、なんとなくイカの釣れるイメージがあるが、イカは、近年は減少傾向にあり、釣りでも渋くなった印象がある。
釣り人は地元の人間が多く、観光地から少し離れているので、ノンビリした感じがある。
周りは民家や加工場で、コンビニや公衆トレイもないので、トイレや飲み物などは、電車通りにあるセブンイレブンですませおこう。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください