道南(北海道) 釣り攻略知識編(サケ釣り編) 【サケ(アキアジ)はどこで釣れる?】
サケはどこで釣れる?
◆説明
先日、知り合いに、暇つぶしに釣りに行きたいんだけど、今の時期、何が釣れる?
と、訊かれたので。
「サケ(アキアジ)釣りなんでどう?」
というと。
「サケって、一般の人が釣れるの?」
「そもそも、サケはどこで釣れるの?」
と、訊かれました。
秋になると道内の釣り雑誌では、コーナーがあるほど定番のサケ釣りですが、あんまり釣りをしない人には馴染みがなく、サケ釣り=密漁になるので禁止というイメージが強いようで、サケを釣りで釣るというイメージが薄いようです。
サケは、川で生まれ、海に出て、川に戻って死ぬという性質上、釣れる場所は毎年同じような場所になります。
逆に言うと、サケはある程度釣れるエリアが限られているともいえるので、サケの釣れる場所は知らない人からしたら知らないようです。
知らずに、勝手に釣ると密漁になる場合もあり、いきなり始めるには仕切りが高いイメージがあります。
そこで、毎年、鮭釣りをしている人は、当たり前の事ですが、一度、簡単にサケの釣れる場所の説明をしたいと思います。
どちらかというと、サケ釣り初心者や、本州の人向けです。
◆サケはどこで釣れるの?
◆川で釣る?
↓
ダメです。逮捕されます。
これは小学生並の問題ですが……、当たり前ですがダメです。
というか、密漁(犯罪)になります。
北海道の内水面(河川・湖沼)では、水産資源保護法・北海道内水面漁業調整規則により、一部、特別な事情をのぞいては、サケ・マスの採捕が禁止されています。
最近ニュースなどで、騒がれている密漁になります。
サケを川で釣る→密漁 は、基本的な知識ですが、道外の人とかは、意外に知らなかったり、信号無視程度の軽犯罪だと思いやって逮捕される人がいます。
この時期はとくに、警戒されているので、河原でウロウロしただけでも警察に通報されます。
サケの密漁は、リリースや釣ろうとしただけでも処罰の対象になるので、釣り竿やクーラーボックス、タモ、などをもっているとそれだけで密漁と判断される事ので。
この時期はとくに、警戒されていて、地元の漁業関係者が見回りしている事もありますので、河原でウロウロしただけでも警察に通報されます。興味本位でもやめましょう。
◆河口(付近)で釣る。
↓
たぶんサケ釣りの多くがこのパターンだと思います。
これが、サケ釣りの定石パターンじゃないでしょうか。
川で釣ると、違法になるので、川に入る前の海で釣るという事です。
サケは最終的に川に帰ってくるので、その河口付近には、高確率でサケが回遊してくるので、そこを狙うという事です。
ですが、一つ注意しないといけないのが河口規制です。
9月の上旬頃には、サケの帰る川の多くには、河口規制というものがあります(河口規制がない場所もあります)
これは、河口の近くでのサケの捕獲(釣り)を禁止するもので、禁止エリアで釣ると川で釣ったのと同じく密漁になります。
河口規制のある所はだいたい「ここから河口規制」みたいな看板があるので、ちゃんと見ましょう。
全ての河口に規制があるわけではなく、無い場所もあります。
上記の理由から、河口規制から外れた場所で釣る事になりますが、それでも、河口規制の近い場所は比較的サケが回遊しているので、釣れる確率は高めです。
ただ、河口近くは、砂浜だったり、磯場だったりと、車が停めづらい場所が多く、初心者には釣りづらい場所である事が多いです。
◆漁港で釣る。
↓
河口付近よりも手軽に始められます。
サケが戻ってくる川の近くにある漁港内に、サケが迷い込んでくる事があります。
そこを、ウキ釣りや、ウキルアーなどで釣る事ができます。
港内は浅いので、肉眼でサケが見えたり、ピョンピョン跳ねたりするので、いるかどうかわかる事が多いです。
漁港の一部が河口規制のエリアに引っかかっている事がありますが、その場合はだいたいが、河口側の外海への釣りが禁止の場合で、港内側は基本的に大丈夫です。
港内のサケ釣りは、足場も良く、車を停めるスペースもあるので、簡単に始められるので、初心者にはお勧めですが、河口付近の釣りに比べると、なかなかヒットしない事が多いです。そもそも港内にサケが入っていないと釣れないので・・・。
数釣りしたい人は、河口の方で釣る事が多いので、ノンビリ釣りたい人にはオススメです。
◆説明
他にも、船釣りなどでも釣れますが、ここでは割愛しておきます。
上記の事から、サケが釣れるのは「河口付近」と「漁港」での釣りになります。
漁港の釣りは、釣港案内で簡単に説明している事がありますが、サケが回遊してくる河口付近の記事はないので、今後、余裕があれば、釣港案内などで紹介したいと思います。