道南釣港案内【茂辺地漁港(茂辺地ふれあい漁港公園)】
釣りゾーンがある漁港・・・。
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
〒049-0281 北海道北斗市茂辺地1丁目7−45
上磯漁港から国道228号線を進むとあるのが、茂辺地漁港。
整備され、港内の規模は広いが、漁業施設、設備が多く、実際に釣りができるのは、茂辺地ふれあい漁港公園のエリアで、道南では珍しい釣りゾーンという釣り用のスペースが容易されているが、釣りの実用性はイマイチなのが残念。
港内の看板でも釣りは、ふれあい漁港公園エリアと定めていて、実際に施設近くは、機材や漁協の道具が多く、釣りがしづらいので、地図や説明もふれあい漁港公園エリアに絞る事にする。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
茂辺地漁港見取り図
・釣りゾーンエリア(Ⓐ)
この漁港の目玉で、珍しく漁港で釣りスペース(釣りゾーン)を設けている。
釣りゾーンには、フェンスがあり、フェンスにロッド(竿)のおける溝があるので、竿置きが簡単なのでとても助かる。仕掛け入投する時は上の線に注意しよう。
だが、この釣りゾーンだが、実際に釣れる魚種がとぼしく、チカやイワシなどが回遊してきた時のサビキ釣り程度くらいしか狙えず、港内の水深は浅く、カレイ類なども、日中は期待薄で、逆に夜釣りになると、、夜には肝心の釣りゾーンには、外灯などもなく暗くて危険なため実用性に乏しい。(そもそも漁港では夜釣りは非推奨)
>主な魚種
・チカ
・イワシ
・アジ
>参考画像↓
下が釣りゾーンで上が遊歩道
釣りゾーン
ロッド(竿)のおける溝
夜はとても暗いので危険
・遊歩道エリア(Ⓑ)
釣りゾーンの上にある遊歩道エリア。
遊歩道で釣るというよりは、遊歩道のすぐ前の消波ブロック上の釣りになる。
ここは、ヤリイカの好釣り場なので、この遊歩道から消波ブロック上に乗りヤリイカを狙う。
ヤリイカ釣りの場合、夜釣りになる事が多く、夜釣りの消波ブロック上の釣りは危険がともなうため、やるならば、夜釣り仕様(ライフジャケット、ライト灯など)の装備を用意しよう。
>主な魚種
・ヤリイカ
>参考画像↓
遊歩道エリアと消波ブロック帯
こちらも夜は暗い
・港内(Ⓒ)
ここは、ヤリイカの釣り場としては良いのだが、釣りゾーンと遊歩道のポイントは、上記の理由から夜釣りはやりづらい。
そんな場合は港内から、夜釣りが手軽で安心だ。
釣りゾーンや遊歩道は夜は真っ暗になるが、港内は外灯が多くとても、明るいため、手軽にイカ釣りが始められる夜釣り向きのポイント。
外灯のおかげで、イカが肉眼で見える事もある。
秋頃になるとサケも回遊してくるので、サケが来ている時は、ウキルアーなどでサケが狙えるが、茂辺地川右海岸の河口規制があるので注意しよう。
>主な魚種
・ヤリイカ
・サケ
>参考画像↓
港内(日中)
港内(夜)夜は外灯が多く港内は明るい。
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画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★
期待度
★★★
オススメ度
★★
漁港公式の釣り場(釣りゾーン)があるのは、良いのだが、ここでの人気の釣りの魚種は、ヤリイカとサケになるので、釣りゾーンとかみ合っていないのがとても残念。
そのせいが、釣りゾーンでの釣り人は少なく、フェンスも老朽化気味で人気が無い。
道南エリアで漁港内に、釣りエリア(釣りデッキ)などがある漁港はポツポツあるが、どこもイマイチで、あまり利用されていないのが現状だ。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。