道南(北海道)釣港案内 【上磯漁港】
北斗市の中心的漁港
・所在地(所在地は正確ではなく、だいたいの位置である事もありますがご容赦ください)
北海道北斗市飯生1丁目13−29
函館のお隣さんにあたる北斗市。
ホッキ貝をモチーフにしたゆるキャラ北斗市ずーしーほっきーなどが有名な、北斗市で、漁業も盛んで漁港も多いイメージだが、意外にも漁港そのものは少ない
今回、釣港案内で紹介する上磯漁港は、そんな北斗市の中心的な漁港だろうが、上磯漁港は、漁港の規模ならさほど大きくない漁港だ。
上磯漁港は、228号線道路をまっすぐ進むとある漁港で、北斗市は2006年に市町村合併して上磯から北斗になったが、この漁港は旧名の上磯漁港になっている。ちなみに、2018年現在においても、北斗漁港という漁港はない。
釣り場のポイントは下記の見取り図で確認しよう。(赤い矢印は、入投ポイント)
↓
*上磯漁港見取り図
・南防波堤先端(Ⓐ)
漁港の釣りの定石にあたる先端部分の燈台のある高台からの投げ釣りだが、上磯漁港ではそれほどでもない。
当然、釣れない事もなく、カレイ類(マコガレイ、イシモチガレイ)などは狙える。
ただ、サイズは20cm~25cmくらいが多く、数釣りもできない。
基本的に上磯漁港は、港内でのサビキ釣りやハゼ釣りが人気なので、カレイ狙いの投げ釣りは、イマイチな感が強いが、ポイントだけは覚えておこう。
だが、この漁港は先端までの道は、、車で先端高台付近までいけるのはとても便利だが、車止めブロックがないので、Uターン時の落車には注意。
>主な魚種
カレイ類(マコガレイ、イシモチガレイ)
>参考画像↓
*南防波堤先端付近と横の消波ブロック
*高台と消波ブロック帯
・南防波堤(Ⓑ)
南防波堤の先端までの道。
ここは、上記で書いたとおり車で入れるので、釣り具の持ち運びが楽でよい。
ただし、道の真ん中に停めると、他の車が通れなくなるので、停める場合は、胸壁ギリギリに横止めしよう。
ここのポイントは、港内側へ、ちょい投げで、ハゼを狙うポイントだ。
港内の方は、チカのサビキ釣りをしている釣り人が多いので、ちょい投げといえど、投げづらい事もあるので、ここなら、気軽にハゼが狙える。
ハゼは、初夏~晩秋に釣れるようになり、数釣りは夏場がピークで、秋からは数は少なくなるがサイズが大きなる。
仕掛けは、ハゼ用の小型テンビンやブラーに、イソメをつけて狙う。
カレイも釣れる仕掛けとエサなので、たまにカレイが釣れる事もある。
>主な魚種
ハゼ、カレイ。
>参考画像↓
*南防波堤道
・港内突堤から、右部分(Ⓒ)
港内エリアは主にチカ釣りになる。
漁業施設前は、漁業関係者が作業している事が多く、邪魔にならないためにも釣りはやりづらい。
中央の突堤は、ハゼ、チカともに狙える好ポイントだが、車で入れないので、車で横止めして、チカ釣りを手軽にはじめたいのなら、港内右部分のスペースでやるのをオススメする。
上磯漁港の港内は、堤と海面がとても近いので、延べ竿はもとより、1~2メートルくらいの、棒に仕掛けを付けても釣る事ができる。
チカは5月くらから釣れ始め夏までがピークで、夏は夏休み期間な事もあって、比較的多くの釣り人が来る。
ただし、ここの海面は緑色に濁って魚影が見えない事も多いので、周りの釣り人の釣り具合でチカの状況を確認しよう。
>主な魚種
チカ、ハゼ
>参考画像↓
*港内突堤部分
*港内右横のスペース
・東防波堤(Ⓓ)
東防波堤は、船揚場を越えた所から入るが、入り口が細く車では入れないので、徒歩になる。
先端につくと、そこから胸壁越しにちょい投げ、中投げして、カレイ類を狙える。
逆に、港内側へは、多くのボートが停まっていたり、海草が茂っていて、根掛かりするので、投げづらい。
胸壁には消波ブロックがないので投げやすいが、他の釣りがやりづらいのは難点。
>主な魚種
カレイ類(イシモチガレイ)
>参考画像↓
*東防波堤先端と右港内の海草帯
*
画像の情報が古い場合がありますが、あくまでも、参考程度にお考えください。
個人を特定できそうな画像は極力、部分加工しています。
◆個人的釣港総評◆
釣りやすさ
★★★★
期待度
★★★
オススメ度
★★★
チカ、ハゼなど小魚メインになる事から、大物釣りには向かない。
だが、チカとハゼは簡単に釣れるため、手軽に複数のヒットがある数釣りを楽しみたい場合には、絶好の場所だ。
港内施設は、充実しており、トレイ以外にも、直売所兼お食事処があり、海鮮料理がメインでテーブルにはホットプレートがついており、北斗でとれたカキなどを焼いて海鮮焼きにして食べられる。他に普通の定食やソフトクリームなどもある。
直売所なので、水産加工品や活カキ、活あわびなどが売っている事もあるので、釣れた魚と合わせて夜ご飯の食材も買う事ができる。
港内以外にも、出てすぐ近くハセガワストアや、少し進んだところには、ラッキーピエロもあるので、飲食物には困らない。
そのためか夏休み期間は家族連れの釣り人が多い。
*
総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。